【症例】右下肢(大腿と下腿の後面)の強い痛みとしびれ。
病院の診断は坐骨神経痛。
姿勢は体幹の回旋(ねじれ)が強く、骨盤前傾、右下肢内旋。
姿勢と坐骨神経痛との関連を考察すると、梨状筋の過伸展による影響が疑われます。
梨状筋は緊張だけでなく、過伸展で悪影響を出すことも多いです。
梨状筋が最も伸展する姿位(背臥位で股関節を屈曲 大腿部を内旋 内転)にして痛みが増せば、このケースの可能性が高いです。
梨状筋過伸展の影響による症状は、臀部をストレッチすると悪化する可能性がありますので注意してください。