無分離すべり症による腰痛【三重県伊勢市のトレーナーblog】

58歳女性のクライアントさんから腰痛で困っているという ご相談を頂きました。

 

整形外科で、「腰椎4番の無分離すべり症」という診断を頂いています。

 

無分離すべり症は、分離すべり症とは異なり椎間板の変性でおこります。
*変性とは、組織や細胞の性質が変化し、その機能を失う状態です。

 

姿勢は、腰椎後弯です。

 

腰椎後彎は、椎間板後方(背中側)が伸張、前方は圧縮されます。


その結果、前方が圧縮された楔形に力を受け続けます。


前方が圧縮された楔形は、滑り台のような形ですので、その上を椎体(背骨)が前方へ滑ってくると考える事が出来ます。